大洗発苫小牧行きのフェリーは1日2便(夕方便と深夜便)ありまして、鳥を見ることができる時間が長いのは深夜便の方。
大洗を深夜2時発、苫小牧到着は19時45分。
朝の4時頃から夕方の6時半ぐらいの約14時間は鳥を見ることができます。
(長時間の観察でかなりキツイですが

夕方便 大洗発18:30 → 苫小牧着13:30
深夜便 大洗発 2:00 → 苫小牧着19:45
乗船手続きは22時まで、乗船は22時30分頃でした。
翌朝4時には起きなきゃいけないので、船に乗ったら即、就寝。
(お風呂は乗船後すぐに入れます)
根性で4時前に起床。
船はあまり揺れないのですが、睡眠不足でなんか気分が悪い。
「船からの観察はかなり寒い」と事前にネットで調べていたので、厚手の靴下2枚、手袋2枚、ズボンの下にスパッツ、フリースを羽織り、最後はレインウェアで、真冬の装備。
甲板に出るとそれでも寒い。
横殴りの風に吹き飛ばされそうになりながらも、どこまでも広がる青白い海を見ていると、バンバン鳥が飛んでいる。
種類はさっぱりわからないのですが、いろいろな大きさ、色の鳥。
そこへ明らかに翼の長い大形の鳥が空気を切り裂くように現れる。
翼が細長く胴体は白で、翼上面はこげ茶色。
事前に頭にたたき込んでいた鳥の中で最もわかりやすい海鳥、コアホウドリ。
なんだか、幸先いいぞ!

( コアホウドリ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)