2007年06月15日

大洗−苫小牧航路(1)コアホウドリ

先日乗った大洗−苫小牧航路の海鳥観察について、写真の整理もボチボチできたのでUPします。




大洗発苫小牧行きのフェリーは1日2便(夕方便と深夜便)ありまして、鳥を見ることができる時間が長いのは深夜便の方。

大洗を深夜2時発、苫小牧到着は19時45分。

朝の4時頃から夕方の6時半ぐらいの約14時間は鳥を見ることができます。

(長時間の観察でかなりキツイですがたらーっ(汗)


夕方便 大洗発18:30 → 苫小牧着13:30

深夜便 大洗発 2:00 → 苫小牧着19:45





乗船手続きは22時まで、乗船は22時30分頃でした。

翌朝4時には起きなきゃいけないので、船に乗ったら即、就寝。

(お風呂は乗船後すぐに入れます)




根性で4時前に起床。

船はあまり揺れないのですが、睡眠不足でなんか気分が悪い。

「船からの観察はかなり寒い」と事前にネットで調べていたので、厚手の靴下2枚、手袋2枚、ズボンの下にスパッツ、フリースを羽織り、最後はレインウェアで、真冬の装備。

甲板に出るとそれでも寒い。




横殴りの風に吹き飛ばされそうになりながらも、どこまでも広がる青白い海を見ていると、バンバン鳥が飛んでいる。

種類はさっぱりわからないのですが、いろいろな大きさ、色の鳥。

そこへ明らかに翼の長い大形の鳥が空気を切り裂くように現れる。

翼が細長く胴体は白で、翼上面はこげ茶色。

事前に頭にたたき込んでいた鳥の中で最もわかりやすい海鳥、コアホウドリ

なんだか、幸先いいぞ!


コアホウドリ
( コアホウドリ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)
posted by SS at 23:57| 広島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 海鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

大洗−苫小牧航路(2)クロアシアホウドリ

クロアシアホウドリ
(クロアシアホウドリ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)




大洗から苫小牧へ向かう往路では、海鳥が沢山で出た時間帯は夜明けから午前10時まで。

それから3時間ほどパラパラと飛ぶぐらいでパッとせず、午後1時過ぎからまた、数が多くなってくるといった感じでした。

どうも海域によって、鳥の密度が違うようです。

エサの量なのでしょうか。




鳥が沢山いる場所ではウハウハですが、パタッといなくなると寒いだけで、苦痛な時間が続きます。



クロアシアホウドリ
( クロアシアホウドリ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)




昨日UPしたコアホウドリよりも多かったのが、クロアシアホウドリ

早朝からコンスタントに出現。

多い場所では6羽が水面に浮かんでいる場所もありました。

とはいっても航路全体を通して一番多いと感じたのはハシボソミズナギドリですが。




コアホウドリと同様に、ハシボソミズナギドリオオミズナギドリの中にいると明らかにそれと分かるぐらい大きく存在感があります。

色は黒っぽく地味で、コアホウドリのような華やかさはありませんが。
posted by SS at 22:31| 広島 | Comment(7) | TrackBack(0) | 海鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

大洗−苫小牧航路(3)ウトウ

ウトウ
(ウトウ 大洗-苫小牧航路 / EOS 30D+EF400mmF5.6L)




上嘴の付け根辺りに白い突起物がある鳥・ウトウ



眉斑が白いし、横から見ると老眼鏡を鼻先にかけたおじいさんのよう。



大洗→苫小牧航路の前半に多く見られた鳥の一つです。




ウトウ
(ウトウ 大洗-苫小牧航路 / EOS 30D+EF400mmF5.6L)




同乗していた浪花節が似合いそうな群馬のバーダーさんが、

「やったゾ! ウミツバメ!」

「あっちはウミスズメ!」

と、大興奮して写真に写した鳥は、すべて老眼鏡をかけている 猫プッ




「うッ、また、鼻が出っ張ったウトウバッド(下向き矢印)

と、群馬のバーダーさん、ガックリの連続。




ボクとしては、ウトウを見るのは初めてだったから、内心、

「おおおおおおおっ、ウト〜〜〜〜ォ黒ハート

って、叫びたかったのですが、群馬のバーダーさんがあまりにも落ち込んでいるので、

「うう、残念ですね。次を狙いましょう」

って、心とは裏腹に難しい顔して、元気づけたりしてたらーっ(汗)



ウトウ
(ウトウの群 大洗-苫小牧航路 / EOS 30D+EF400mmF5.6L)




それにしても、ウトウの顔は滑稽です。おちゃめです。

こんな鳥は他にいないだろうなぁと、図鑑をパラパラめくっていたら、ウトウを上回る鳥が
(゜O゜;)

それは、エトロフウミスズメシラヒゲウミスズメ

これはどうみても鳥界のアンコウ




「見たかったら、冬に北海道航路に乗りなさい」 犬ペッ

と、ボクをそそのかす群馬のバーダーさんは、

「ケッ、またウトウもうやだ〜(悲しい顔)

と、苦悩し続けるのでした。




誰か一緒にアンコウモドキを見に行きますか? 凍死覚悟でたらーっ(汗)
posted by SS at 20:02| 広島 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 海鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

大洗−苫小牧航路(4)フルマカモメ

苫小牧航路
(大洗-苫小牧航路船上 / EOS 30D+EF400mmF5.6)




苫小牧航路に乗る前に海鳥の予習をしていて、この鳥だけは分かるだろうなと思ったのがフルマカモメ

図鑑を見る限りではスマートな鳥が多いミズナギドリ科にあって、明らかにデブっとしてブサイクだったから。

しかし、現実はそんなに甘くはなかった・・・ふらふら




フルマカモメはカモメという名前が付いていますが、カモメの仲間ではなくミズナギドリ科の鳥。

オオミズナギドリなど、他のミズナギドリ科の鳥と比べたら、クチバシは太いし、胴体もポッテリ。

ロード・オブ・ザ・リングでいえば、小柄でがっしりしたドワーフのよう。

こんなに特徴的な鳥ならばすぐに分かるだろうと高をくくっていたのですが、さっぱり見あたらない。

ネットにでている情報だと普通に見られるはずだったのにたらーっ(汗)




そのうち、群馬のバーダーさんが、

「ほらそこ、ほらそこ、あっちにも」

と、目の前の鳥を指さす。

げっ、そこら中にいたんだ。




結局のところ、ボクは識別できていなかったのです。

図鑑で見るのと現物を見るのとでは、やはり違いますね。




そんな情けない状況だったので、帰りの船にボク以外のバーダーが乗っていないことが分かった時点で

フルマカモメさん、さようなら〜もうやだ〜(悲しい顔)




ところがです。

なんと、目の前を白色型フルマカモメが飛んだのです。

しかも、違う海域で2度も。


フルマカモメ 白色型
(フルマカモメ 白色型 / EOS 30D+EF400mmF5.6)




図鑑によるとフルマカモメは暗色型、淡色型、白色型があるらしく、日本で普通に見られるのは暗色型。

ついで淡色型。

白色型はかなり希。 らしい。



フルマカモメ 白色型
(フルマカモメ 白色型 / EOS 30D+EF400mmF5.6)




ひとりでフルマカモメを見つけることができたのですが、暗色型だったら果して、フルマカモメだと認識できたかどうかたらーっ(汗)

白い鳥はオオセグロカモメの幼鳥ぐらいしか見られなかったので、めちゃめちゃ目立ったのです。

「もうフルマカモメの識別ができる!」

と言っていいのやら悪いのやら。
posted by SS at 20:55| 広島 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 海鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

在庫品一掃セール

ミツユビカモメ
(ミツユビカモメ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)






今日は風邪っぴきのため、今年の在庫品をUPして今日のブログに代えさせていただきますm(_ _)m






アカアシミズナギドリ
(アカアシミズナギドリ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)







今年2度目の長距離フェリーで撮影した鳥たちです。






ウミスズメ
(ウミスズメ / EOS 30D+EF400mmF5.6L)






初夏と晩秋では、海鳥もガラッと変わっていました。




観察は忍耐、体力がいりますが、何が出るか分からない楽しみがあります。




機会があれば来年も乗ってみたい。




その前に早く風邪を治さなければふらふら
posted by SS at 22:28| 広島 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 海鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

カンムリウミスズメ観察エコツアー(1)

カンムリウミスズメは、全世界にわずか5000羽しか生息していない世界的希少種。


しかもそのほとんどが日本近海にいるらしい。


そんなカンムリウミスズメを観察するツアーに参加してきました。






20090808kanmuriu01.jpg
(チャーター船(漁船)に乗り込む)




何度も延期され、やっとツアーが決行された今日は、遅ればせながら本来の夏の姿をやっと取り戻したかのような猛烈な暑さ。


幸い風もなく、グラスに注がれたワインの様に波は全くない。





観察には最高の条件。


「私の行いがイイから」と、しきりにO嬢様が言うが、


天気がイイのは、ボクの行いがイイからに決まっている手(チョキ)


と、言いたかったケド、O嬢様には逆らうまいたらーっ(汗)





準備された4隻の漁船に乗り込み、ポイントへと舳先を向ける。





20090808kanmuriu02.jpg
(べた凪)




「昨日はここに7羽いたんじゃがねぇ」


と、いう場所に到着するも、それらしき影は何度見ても全てゴミ。


他の船が発見すればすぐに無線連絡が入るようになっているが、


無線も鳴らず。




20090808kanmuriu03.jpg
(4隻は分散し、カンムリウミスズメを探す)




ウミネコの姿がポツポツ。


「あ! 明らかにウミネコよりも小さな鳥が!」





野鳥の会のダブルO嬢様と3人だけで遠くの豆粒カンムリウミスズメを確認ぴかぴか(新しい)


これで、空振りは免れたが、これ以降、進めど、進めど、何もいないふらふら


このぐらいの大きさだったら他の航路でもっと近くで見ているので、


気合いを入れて参加している分、さえないバッド(下向き矢印)




20090808kanmuriu04.jpg
(カンムリウミスズメの成鳥らしい個体)





と、その時無線機がガナり始めた。


「シキュウ、コラレタシ!」


1号船からの連絡だった。

















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2009年08月09日

カンムリウミスズメ観察エコツアー(2)

20090809kanmuriu00.jpg
(1号船に向かう)





1号船へ向けて、エンジン全開。



既に3号船も到着していて、2隻の人たちが双眼鏡を向けている交点辺りを探してみると・・・



いた!



3羽のカンムリウミスズメがプカプカ浮いている。





20090809kanmuriu03.jpg





全て幼鳥。



つい最近まで、カンムリウミスズメの幼鳥は冬羽の成鳥とされていたらしいです。



それ程、この鳥のことは分かっておらず、また成鳥よりも幼鳥の方が非常に珍しいとのこと。







20090809kanmuriu01.jpg
(飛び上がるのが苦手?)





静かに観察していましたが、やはりプレッシャーになったのか、一斉に飛び立つ。



カンムリウミスズメはカラダが重いのか、飛び立つのが下手で、水面を蹴りながらなかなか浮き上がらない。



これはカイツブリの飛び方によく似ています。





20090809kanmuriu02.jpg




この水面を蹴るようなヘタクソな飛び方は、多くの海鳥がいる海域では識別に役に立ちます。



と、以前、ワイバードの海鳥ツアーに参加した際、講師の石田さんから教えてもらいました。














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